彌彌告のタロット占いに関するコラムとニュースをお知らせ♪
戦車（チャリオット）は、大アルカナの7番に位置するカードで、「前進・勝利・意志・コントロール」を象徴します。
そのエネルギーはとても動的で、「ここから先へ進む」「迷いよりも行動を選ぶ」といった勢いを持つカードです。
カードに描かれた戦士は、両側に進もうとするスフィンクスや馬を巧みに操り、自分の意志で進む方向を定めています。
戦車のカードが出たとき、占いは「今は立ち止まるより、意志を固めて前に進むこと」の重要性を教えています。
恋人（ラバーズ）は、大アルカナの6番に位置するカードで、「愛・選択・調和・結びつき」を象徴します。
名前からも分かる通り恋愛を連想しやすいカードですが、「誰とどう生きていくか」「どんな価値観を選び取るか」といった、人生の大きな選択とも深く関わっています。
カードに描かれる人物たちは、単なる男女の関係ではなく、「自分と他者」「心と現実」「欲望と良心」といった、さまざまな対立を統合しようとする姿の象徴でもあります。
恋人のカードが出たとき、占いは「心から望むものを選ぶこと」「誰かや何かと誠実に向き合うこと」の大切さを知らせています。
教皇（ハイエロファント）は、大アルカナの5番に位置するカードで、「学び・伝統・精神性・導き」を象徴します。
司祭や導師のような人物が描かれたこのカードは、目に見える結果よりも「心の在り方」や「価値観」を整える働きを持ちます。
皇帝が現実世界の秩序や安定を担うとすれば、教皇は精神面・道徳観・信念を通して人を“内側から”支える存在です。
信頼できる師やメンター、または人生の指針となる教えとの出会いを表すことも多く、「一人で抱え込まず、誰かの知恵を借りること」の大切さを知らせています。
“タロットカード「教皇（ハイエロファント）」の意味とは？正位置・逆位置の解釈と占いでの活かし方を詳しく解説” の続きを読む
皇帝（エンペラー）は、大アルカナの4番に位置するカードで、「秩序・安定・支配・責任」を象徴します。
女帝（エンプレス）が愛情や豊かさを表す存在であるのに対し、皇帝は現実社会の中で物事を築き上げ、形を守る力を示しているのです。
その姿は権威と自信に満ち、揺るがぬ基盤を築く父性的な存在として描かれています。
このカードが出たとき、占いは「地に足をつけて現実に取り組むこと」の重要性を告げています。